慶應義塾大学大学院経営管理研究科
2019 年 2019 巻 BI-013 号 p. 07-
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本邦では,社会の高齢化・長寿化が進展にするにつれ,資産の形成や取崩し,承継領域に係る論点について関心が高まっている.しかし、退職後の資産取崩しを前提とした資産形成・運用に関して,必ずしも理論や基本的な考え方が整備されているとは言い難い.そこで本稿では,著者らが提案している資産形成や取り崩しに係るエージェントモデルを拡張する.外生的に与える各種シナリオにおいて,個人の意思決定が資産枯渇に与える影響を分析する.
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