地域連携研究サークルによる身体知の発見と共有

抄録

⼈⼝が減少する⼀⽅で⾼齢者⽐率が増加している現代においては、中⾼⽣や⾼齢者を含む市⺠と研究者が共創することが⼤切だ。そのために我々は持続可能な地域共創・活性化を⽬的としたダンスクラブを⽴ち上げた。社交ダンス、ジャズダンス、ヒップホップ、バレエなどのダンスにおける基礎的な動きを地域住⺠と共に実践することで健康増進をはかる。さらに⻑野県松本市の相澤健康医科学センターと連携することで、⾝体基礎動作の暗黙知の抽出の研究も進めている。本稿では我々研究者と地域住⺠らがダンスを通して連携する様⼦を報告する。