人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
第58回セマンティックウェブとオントロジー研究会
自然言語類似の情報表現を媒介とする異種データ連携における統合データとしてのナレッジグラフ自動構築手法の検討
大谷 英之
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2022 年 2022 巻 SWO-058 号 p. 12-

詳細
抄録

データサイロの問題の解決に必ずしも標準化は必要ではなく、データの構造や形式を必要に応じて自動変換することで対応が可能である。データを取り扱うシステムがこの自動変換機能を備えるとき、データの本質的でない詳細は隠蔽されるのでデータの意味に応じた階層的な分類が可能となる。このとき、上位の分類名やデータ間の関係の名称には既共有の自然言語を使うのが妥当と考えられる。本研究では、自動変換機能を前提として、断片的に与えられる自然言語類似の情報表現をナレッジグラフとして統合する手法を検討する。

著者関連情報
© 2022 著作者
前の記事
feedback
Top