2023 年 2023 巻 BI-023 号 p. 12-
電気自動車(以下、EV)など次世代自動車普及の方策を立案する目的としてエージェ ントベースモデル(以下、ABM)を用いた研究は多数なされているが、一般消費者への普及予測を 対象としたものが多く、企業への普及予測を行なったものは限定的である。本研究では、消費者 モデルに加え、企業モデルの構築も行なった。企業への普及予測も行なうことで、今後のガソリ ン・軽油の需要に与える影響をより正確に把握することが期待される。EV などの次世代自動車の普及予測を行ない、ガソリン・軽油の配送モデル構築を行なうことを本研究の最終目的とする。