人工知能学会第二種研究会資料
Online ISSN : 2436-5556
大規模言語モデルを用いたSPARQLクエリ生成の予備的実験
江上 周作福田 賢一郎
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2023 年 2023 巻 SWO-060 号 p. 04-

詳細
抄録

現在の大規模言語モデル(LLM)には学習データに存在しない知識について誤った情報を作り出して提示する問題があり,幻覚(Hallucination)として知られている.一方,Web上にはすでに様々なファクトデータが知識グラフとして存在しており,この知識グラフをLLMと接続することでHallucinationをある程度抑制できると考えられる.本研究では,テキストから知識グラフに対するクエリ言語SPARQLを生成する手法についてのこれまでの背景を整理する.また,LLMを用いてテキストからSPARQLクエリを生成する予備的実験を行い,今後の可能性を議論する。

著者関連情報
© 2023 著作者
前の記事 次の記事
feedback
Top