人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
Print ISSN : 0300-0818
ISSN-L : 0300-0818
人工膵臓―皮下測定型グルコースセンサーの長期間埋め込みにおける問題点―
大倉 國利伊藤 勝基高木 弘池田 章一郎伊藤 要近藤 達平
著者情報
ジャーナル フリー

1991 年 20 巻 1 号 p. 188-192

詳細
抄録

人工膵臓用のグルコースセンサーとして砲弾型皮下測定型センサーとTiO2型酸素電極系を基礎とする針状グルコースセンサーを開発してきた。しかし、長期間の体内での作動にまだ問題がある。今回は、その原因について検討した。両センサーともにグルコース透過制限膜に問題があり、この改良が、長期間体内で作動しうるセンサーの開発の鍵を握っていることがわかった。

著者関連情報
© 一般社団法人 日本人工臓器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top