人工臓器
Online ISSN : 1883-6097
Print ISSN : 0300-0818
ISSN-L : 0300-0818
回転円板型液層人工肺の試作
禾田 泰二郎福永 信太郎浜中 喜晴松島 毅村上 博宣松浦 雄一郎
著者情報
ジャーナル フリー

1992 年 21 巻 2 号 p. 796-799

詳細
抄録
直径7.4cmの塩化ビニールの円筒の中を血液とフロリナートが層状となつて流れ、酸素加されたフロリナートにより血液が酸素加される人工肺を試作した。フロリナートと血級の接触面積を増すために、円筒管の中で円板が回転してフロリナートと血液の伴を静かに行う構造をしている。雑種広犬3頭を用いて部分体外循環を行った。血流量100-300ml、フロリナート流量を100-300ml、酸素流量を500-1000mlに変化させたところ、設素添加率は0.83-0.48、炭酸ガス排出率け0.15-0.05であつた。2時間の体外循環で酸素添加率が多少減少する傾同が見られた。剖検では肺や肝臓にフロリナートの沈着は認められなかつた。人工肺およびフロリナートの材質の改良を更に続けて、静脈用体外循環長期酸素加装置として検討を続けたい。
著者関連情報
© 一般社団法人 日本人工臓器学会
前の記事 次の記事
feedback
Top