ばくてりおふあーし定性的檢出法各種手技ノ比較
1936 年 30 巻 7 号 p. 863-882
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1936 年 30 巻 7 号 p. 863-882
B.P.定性的檢出法各種手技ノ記載ヲ蒐集シ之ヲ19手技ニ分類シ, 齋一條件ル下ニ主トシテ其ノ鋭敏度ニ就キ比較實驗ヲ行ヒ次ル所見ヲ得タリ. (1) B.P.ノ檢出成績ハ手技ル異ナルニ從テ著シキ相異アリ. (2) 直接證明法ハ増殖的證明法ニ劣ル.内ぶいよん法ハ確實性ヲ缺キ檢出法ノ目的篇ハ適當ナラズ.塞天法ル各種ハ大同小異ナリ. (3) 増殖的證明法ハ直接證明法ニ比シ遙ニ微量ノB.P.ヲ明瞭ニ檢出シ得, 就中岩瀬-永井氏法最優秀ナリ.即チB.P.ノ定性的檢出ニハ増殖的證明法ヲ探用スベク, 又定量法トシテノAppelmdns氏稀釋試驗ニ於ケル終末點決定ルタメニスル定性的檢出法ル手技ヲ統一センコトヲ提唱ス.
