日本微生物學病理學雜誌
Online ISSN : 1883-695X
ISSN-L : 1883-695X
死體現象ニ關スル研究補遺
編2第 夏期ニ於ケル家兎ノ死後強直ノ實驗的觀察
佐〓 隆保
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1941 年 35 巻 8 号 p. 688-749

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抄録

家兎ニ就キ死因別ニ死剛ノ發生時間及ビソノ緩解時間ヲ觀擦シテ次ノ如キ結果ヲ得タ.死剛發生順位ハ, 顎關節, 頸部, 股關節, 肘關節, 肩胛關節, 膝關飾, 足關節, 腕關節ノ順デアツタ.又緩解順位ハ, 頸部, 腕關節, 肩胛關節, 肘關節, 股關節, 膝關節, 足關節, 顎關節ノ順デアツタ.死剛全出現順位ハ、饑餓空氣栓塞死, 開胸腹死, 打撲死, 窒息死, 失血死, 空氣栓塞死ノ順デアツタ.又全緩解順位ハ, 饑餓空氣栓塞死, 窒息死, 失血死, 打撲死, 空氣栓塞死ノ順デアツタ又死剛全出現時間ハ死後2時間以内ガ一番多ク, 次ニ3時間以内, 4時間以内, 1時間以内, 5時間以内ノ順デアツタ.

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© 日本細菌学会
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