育種学雑誌
Online ISSN : 2185-291X
Print ISSN : 0536-3683
ISSN-L : 0536-3683
永年性マツバボタンのγ線誘発突然変異の形態学的ならびに細胞学的研究
ラータ Pグプタ M.N.
著者情報
ジャーナル フリー

1971 年 21 巻 3 号 p. 121-128

詳細
抄録
γ線で誘発された永年性マツバボタンの7つの表現型の異なる花の突然変異について簡単に記した。形態的特徴の結果から見ると生殖器官は栄養器官に比べてγ線感受性が高い。減数分裂、特に前期の観察から、いくつかの染色体異常が認められ、これが高い雄性不稔を出している。前期によく見られた染色体異常は染色体切断、遅延染色体、染色体橋、染色体の不平等分離などであった。突然変異の一つに雌蕊の稔性に好結果をもたらしたものがあったが、これは目下さらに検討中である。この研究の結果から見ると花弁の特徴に対する照射の効果は生殖器官に対する効果と関連している。
著者関連情報
© 日本育種学会
次の記事
feedback
Top