土木学会論文集
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客観性 (Objectivity) を考慮したレオロジー方程式について
桜井 春輔
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1967 年 1967 巻 148 号 p. 32-39

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抄録

材料のマクロレオロジー的挙動を表わすために, しばしばレオロジー方程式が用いられる。Kelvin bodyやMaxwell bodyに対する方程式は, その代表的なものであろう。しかしながら, 一般的に使用されている, それらの方程式は客観性 (Objectivity) を満足していないので, その応用をあやまった場合は, 物理的に意味のないものとなる恐れがある。著者はObjectivityを満足したKelvin bodyと Maxwell bodyに対するレオロジー方程式の提案を行ない, 例題を用いて, Objectivityを無視した場合と, ここに提案されたObjectivityを考慮した場合の差異について考察を行なった。

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