土木学会論文集
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都心部街路における駐停車待ち交通の特性とその対応策に関する研究
堂柿 栄輔佐藤 馨一五十嵐 日出夫
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1993 年 1993 巻 458 号 p. 55-63

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抄録
本研究では, 都心部における街路の停車機能を, 新たな停車容認時間の設定として提案した. この停車容認時間は, 駐停車行動への待ち行列理論の適用により, 停車待ち交通の減少効果から検討した. 結論として新たな停車容認時間の試算値を提案したが, 街路の停車機能を停車時間の延長として積極的に認め, かつ駐停車待ち交通の削減による実質的な交通容量増加の可能性を示したことが本研究の特徴である.
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© 社団法人 土木学会
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