土木学会論文集
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軸対称荷重・転位が作用する半無限層状性弾性体内の応力・変位の解析
平島 健一山之口 浩浜野 浩幹前田 尚彦
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1993 年 1993 巻 460 号 p. 33-40

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抄録

本論文では, まず, 半無限弾性体に接合した材料定数の異なる多層の層状性弾性体を対象とし, 層境界あるいは層内に一般的な軸対称の転位 (変位の食違い) やクラックが存在し, また, 最上層および層境界に荷重が作用した場合の任意位置における応力・変位分布を積分方程式で提示した. 次にこれらの理論式を用いて, 数値計算を実行し, 2層および5層の舗装モデルに表面荷重が作用する場合ならびに層間に変位差 (クラック) が存在する場合についての例を示した.

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