土木学会論文集
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排水性舗装の空隙構造に関する実験的研究
帆苅 浩三丸山 暉彦大川 秀雄小山 清
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1994 年 1994 巻 484 号 p. 69-76

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抄録
本研究では, 定在波法による垂直入射吸音率の吸音スペクトルを分析することにより排水性舗装の空隙構造を検討している. 吸音スペクトルは単に排水性舗装の吸音効果の程度を表すだけでなく, ピーク吸音率の大きさ, ピーク吸音周波数の位置, 吸音スペクトルの形状から, 空隙率, 屈曲度, 透水性が推定できる. 定在波法による垂直入射吸音率測定方法は排水性舗装の空隙構造とその機能性を知る上で有効な方法である.
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© 社団法人 土木学会
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