土木学会論文集
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生物ゼオライトを用いたアンモニア性窒素の除去特性に関する研究
津野 洋西村 文武宗宮 功
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1994 年 1994 巻 503 号 p. 159-166

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抄録
本研究では, イオン交換剤であるゼオライトを生物付着担体として用い, イオン交換・吸着による廃水中のアンモニア性窒素濃度の硝化阻害発現濃度以下への低減と, 担体付着硝化菌による硝化およびゼオライトの再生をも行わしめることができる反応器 (生物ゼオライト反応器) の開発を目的とした. アンモニア性窒素の吸着と硝化を同時に作用させ得ること, 単位担体当りのアンモニア性窒素負荷率の値を, 0.15mgN/(gゼオライト・h) まであげることができることなどを示した.
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