土木学会論文集
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透水性を有する海底起伏と波浪との平面2次元相互干渉
間瀬 肇沖 慎一郎
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1995 年 1995 巻 509 号 p. 193-202

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抄録
波状透水層上の楕円型波動方程式を連立放物型波動方程式に変換し, 平面2次元の場における透水性を有する海底起伏と波浪の相互干渉を解析する. 不透過な海底の起伏の場合に比べて, 起伏が透水性を有する場合には透水層内でのエネルギー散逸により入射波成分および反射波成分の振幅は減少するが, エネルギー減衰場から離れたところで波の屈折・回折により波が集中し, 振幅が大きくなることがある. このような現象は断面2次元の波浪変形解析では再現できないので, 平面2次元における解析が重要である.
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