2001 年 2001 巻 690 号 p. 175-179
航空機の大型化ならびに運航回数が増加するにつれ, 空港舗装が水により受ける影響も著しいものとなる. 排水システムを用いることにより舗装の寿命を延ばすことが可能となるため, 交通量の多い大規模空港の舗装ではこのシステムが必要になる. 本論文では, 舗装から雨水を排水するために用いられる透水性アスファルト路盤材料と透水性アスファルト表層材料の特性について, 室内試験により検討した. その結果, 両材料の空港舗装への適用性が明らかになった.