土木学会論文集
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大偏心外ケーブルPC桁の曲げ性状に関する研究
睦好 宏史Thiru ARAVINTHAN濱田 譲渡辺 宗樹
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2002 年 2002 巻 711 号 p. 15-26

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抄録
本研究は, 大偏心を有する外ケーブルPC単純および連続桁の曲げ性状ならびに設計の考え方を, 実験及び解析により明らかにしたものである. 大偏心外ケーブルPC桁は, ケーブルを桁高内に配置した従来の外ケーブル式PCに比べて, ケーブルの高強度を有効に活用することが可能である. また, 外ケーブルを多径間にわたって連続的に配置すれば, 架設現場の状況等に応じて, 外ケーブルの配置に自由度を持たせた設計が可能である. さらに, 従来の外ケーブル式PCの曲げ解析手法が大偏心外ケーブルPC単純および連続桁にも適用できること等が明らかとなった.
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© 社団法人 土木学会
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