土木学会論文集C
Online ISSN : 1880-604X
ISSN-L : 1880-604X
和文論文
土の凍結線膨張率を取り込んだ3次元地盤変形解析
上田 保司生頼 孝博田村 武
著者情報
ジャーナル フリー

2007 年 63 巻 3 号 p. 835-847

詳細
抄録
 凍結工法を行う際の凍結膨張による構造物変位への対策工を,現行よりも合理的に行うためには,地盤変形予測の精度向上が不可欠である.本研究では,予測精度向上のために,三軸凍上実験式に基づく土の凍結線膨張率を取り込んだ地盤変形解析法を提案した.凍結領域内における熱流方向の異なる各領域毎の凍結線膨張率を,凍土成長時期および凍結管の配置に対応した2種類の冷却面形状を用いて計算し,3次元弾性FEMに適用した.この方法で凍結管の設置方向が異なる二つの現場を解析し,計測値との比較から解析精度を確認した.また,熱流方向にのみ凍結膨張するとした解析,等方膨張するとした解析とも比較して,本解析の有効性と妥当性を検証した.
著者関連情報
© 2007 社団法人 土木学会
前の記事 次の記事
feedback
Top