土木学会論文集D
Online ISSN : 1880-6058
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和文ノート
景観計画における色彩ガイドラインの策定に関わる基礎的調査
—福岡市と鹿児島市の事例—
朝海 なつき松山 祐子山下 三平
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2008 年 64 巻 4 号 p. 525-530

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抄録
 景観法が施行されてから2年経った2007年6月現在,景観行政団体は283件に上る.政令指定都市の福岡市や中核都市の鹿児島市は,景観行政団体に該当する.九州の北と南の拠点都市である両市は,同時期に景観法に基づいた景観計画を策定することになった.そこで,現状の景観的特徴とこれまでの施策の効果を調査する必要がある.本研究では,それらを色彩について検討することを目的として,建築外壁と広告物を測色した.さらに,福岡市と鹿児島市の景観色を比較し,それぞれの特徴を把握した.測色調査の結果,福岡市では建築外壁の基調色と主調色について,彩度規制の指導効果が確かめられた.また,特に橙色(YR)が多いことが分かった.鹿児島市は,福岡市よりも黄(Y)が多いことが明らかになった.
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© 2008 社団法人 土木学会
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