日本臨床免疫学会会誌
Online ISSN : 1349-7413
Print ISSN : 0911-4300
ISSN-L : 0911-4300
症例報告
三叉神経障害,外転神経麻痺をきたしたシェーグレン症候群疑い,関節リウマチ, 不全型ベーチェット病の一例
南家 由紀小橋川 剛八子 徹山中 寿小竹 茂
著者情報
ジャーナル フリー

2012 年 35 巻 5 号 p. 429-432

詳細
抄録

  症例は68歳女性.1963年に多関節痛出現し関節リウマチの診断で他医にて加療されていた.2001年にシェーグレン症候群疑い合併と診断された.その後,外転神経麻痺,三叉神経障害出現.さらにぶどう膜炎と多彩な症状を呈した.シェーグレン症候群の神経症状を考えるうえで示唆に富む症例と考え文献的考察を加え報告する.

著者関連情報
© 2012 日本臨床免疫学会
前の記事 次の記事
feedback
Top