日本臨床免疫学会会誌
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一般演題(ポスター)
P3-009  Immediate Early Response Gene X-1(IEX-1)は関節リウマチ滑膜細胞(RA-SF)に発現し,アポトーシスを誘導し,サイトカイン産生を調節する
森信 暁雄田中 姿乃西村 啓佑蔭山 豪一三枝 淳熊谷 俊一
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2014 年 37 巻 4 号 p. 345a

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抄録
  私たちはヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害剤により関節リウマチ滑膜細胞(RA-SF)で誘導される蛋白としてIEX-1を見いだした.IEX-1はストレスや増殖刺激で誘導される蛋白で,アポトーシスの誘導などに関与しているが,関節リウマチとの関連は報告されていない.そこで,RA-SFにおけるIEX-1の役割を検討した.【方法と結果】1)RA-SFではOA-SFn比べIEX-1mRNAの発現が有意に高かった.IEX-1mRNAはTNF刺激により誘導された.2)RA患者からの関節手術標本ではIEX-1が発現していた.3)RA-SFにおいてIEX-1をknockdownすると抗Fas抗体刺激によるアポトーシスを減少させた.従ってIEX-1はアポトーシスを亢進させた.4)HDAC阻害剤はIEX-1発現を増強させた.HDAC阻害剤と抗Fas抗体によるRA-SFのアポトーシスは,IEX-1をknockdownにより減少した.IEX-1はHDAC阻害剤のアポトーシス誘導に関与していると示唆された.5)RA-SFにおいてIEX-1をknockdownするとTNFαの産生は亢進したことから,IEX-1はTNFαを抑制する.【結論】IEX-1はRA-SFにおいてTNFαにより誘導され,TNFαの産生を抑制し,アポトーシスを誘導する,TNFαの負の調節因子である.新規標的分子となるかもしれない.
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© 2014 日本臨床免疫学会
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