麻布大学獣医学部
ヒラミ動物病院
1999 年 18 巻 1-2 号 p. 1-2_27-1-2_29
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5歳のゴールデン・レトリーバーで上眼球黒色腫に遭遇し、角強膜切除により腫瘤を切除した。角強膜欠損部にグリセリン保存豚角膜の角膜実質組織片を被覆縫合した。強膜部分の移植片上に結膜弁を被覆し角膜輪部を形成した。術後に移植辺縁に肉芽形成がみられたものの、術後19週では角膜は透明で、移植片付近の結膜も軽度の充血を示すだけであった。再発は認められなかった。
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