環境感染
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抗MRSA薬血中濃度測定・解析による院内感染対策へのかかわり (第2報)
継田 雅美飛田 三枝子山田 徹小田 明勝山 新一郎吉川 博子藤井 青
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キーワード: 適正使用
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2001 年 16 巻 1 号 p. 1-4

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抄録

当院ではこれまでバンコマイシソ (VCM) の血中濃度解析 (TDM) を行ってきたが, これにアルベカシン (ABK) も加え, 院内でのシステム化をはかった. これにより抗MRSA薬が処方されると自動的に血中濃度測定・解析が行なわれるようになり, 適正使用に貢献できた. また, 薬剤部内の抗MRSA薬使用患者情報を活用しMRSA感染症発症患者を報告するようにしたことで院内の新規発症患者の把握が進んだ.

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