魚病研究
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アメリカウナギのAeromonas salmonicida感染症の病理学的ならびに微生物学的特徴
Edward J. NOGAHerman A. BERKHOFF
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1990 年 25 巻 3 号 p. 127-132

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抄録

 米国ノースカロライナ州の野生および養殖のアメリカウナギがニホンウナギの頭部潰瘍病によく似た疾病で死亡した。まず皮膚の局所が退色し, やがて潰瘍が形成されるが, 頭部が冒されやすく, その場合, 頭頂部の膨隆や角膜の浮腫が生ずる。患部組織には単核球の浸潤とともに, 膨隆の原因となるコラーゲンの蓄積がみられた。皮膚患部からは20例中17例Aeromonas salmonicidaに同定される細菌が分離された。しかし, 腎臓からはいかなる細菌も分離されなかった。

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