植物工場学会誌
Online ISSN : 1880-3555
Print ISSN : 0918-6638
ISSN-L : 0918-6638
光刺激による茸 (舞茸) の生体電位反応 (第3報)
周囲温度と生体電位との関係
柳橋 秀幸松田 真人原田 健一平間 淳司宮本 紀男西堀 耕三大平 安夫
著者情報
ジャーナル フリー

2003 年 15 巻 2 号 p. 94-97

詳細
抄録

今回は舞茸の子実体の周囲温度に着目し, 一般に生産現場で設定されている温度近辺 (16~22℃) について生体電位の温度依存性の実験を行った.その結果, 18℃において大きな生体電位反応が観測された.今後はさらに例数を増やして再現性を得るとともに, 生体電位の変化と形態形成との関連性についても検討を進める予定である.

著者関連情報
© 日本生物環境工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top