抄録
近年、生物に及ぼす温暖化の影響が重要視され、多くの研究がなされている。湖沼生態学を考える上で非常に重要な動物プランクトンも、水温が異なると増殖速度、抱卵数が違ってくることが知られている。動物プランクトンでも、この様な水温の影響が数多く報告されているが、その多くは個体、個体群レベルの研究であり、実際の湖沼における動物プランクトンに対する水温の影響を評価するためには、群集レベルでの実験が必要であると考えられる。そこで、本研究では、群集レベルで動物プランクトンに対する水温の影響を評価するために、メソコスム実験を行って実験的に解析した。