医用電子と生体工学
Online ISSN : 2185-5498
Print ISSN : 0021-3292
ISSN-L : 0021-3292
心臓ペースメーカー-過去から現在まで
須磨 幸蔵
著者情報
ジャーナル フリー

1974 年 12 巻 5 号 p. 269-276

詳細
抄録
Einthovenの心電計の発明によって心臓病の診断は大きな進歩をとげた。一方, この十年余ペースメーカーの出現によって房室ブロックをはじめとする不整脈の治療は大きな変革をとげ, エレクトロニクスは心臓病の診断と治療の両面に非常に大きな役割を果たすに至った。1976年東京において第5回国際ペースメーカーシンポジウムが開催されにことになり, わが国においても一般の関心が高まると考えられるが, ここでは房室ブロックおよびペースメーカーについて過去から現在までの概説を試みる。
著者関連情報
© 日本生体医工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top