超臨界水酸化技術の設計支援ツールとしての熱流動解析システムの構築を目指しており、その一環として表面反応と物質移動の粒子間相互の影響を調べるために炭素粒子2個の超臨界水酸化の解析を行った.炭素粒子は流れ方向に2個並べ、粒子間距離を0、2、4mmと変えて解析を行った。炭素粒子は活性炭とし、反応は表面反応として扱う。下流側の粒子は粒子間距離が大きくなると反応量が上流側の粒子に比べてmmで25%、2mmで21%、4mmで18%小さくなる。また、多粒子系での反応工学モデルを構築する場合、粒子表面温度の考慮が必要であることが分かった。