計算力学講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-2799
セッションID: 904
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904 複数のピエソフィルムを用いた受動型電気ポテンシャルCT法による欠陥同定
西山 諒久保 司郎井岡 誠司
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抄録
著者らは,欠陥を同定する手法として,受動型電気ポテンシャルCT法と能動型パルスエコー法を提案し,その有効性を示してきた.本研究では,ピエソフイルム上に受動的に表れる電気ポテンシャル分布から欠陥を同定する受動型電気ポテンシャルCT法において,複数のピエゾフイルムを用いることの効果を調べた.その結果,ピエソフイルムを貼付した表面に対して比較的大きな角度をもつ欠陥に対しては,両面のフイルム上のポテンシャル分布を使用した方が精度よい推定を行うことができることがわかった.
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© 2013 一般社団法人 日本機械学会
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