計算力学講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-2799
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粒子ベースボリュームレンダリングを利用した遠隔可視化システムにおける粒子生成処理の高速化
河村 拓馬宮村(中村) 浩子井戸村 泰宏武宮 博
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p. 204-205

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抄録
複雑なシミュレーション結果を解析し,理解する上で,スーパーコンピュータ上の大規模データをボリュームレンダリングで可視化することが有効である.粒子ベースボリュームレンダリングを利用した遠隔可視化システムは,大規模なボリュームデータをサイズの小さい可視化用粒子データに変換することで従来手法のメモリ使用量,および,データ転送量の問題を解決し,対話的な遠隔可視化を可能とする.本研究ではスーパーコンピュータ上で動作するサーバ処理の負荷分散システムを構築し,京コンピュータ及びBX900を利用して約1000並列までのストロングスケーリングを達成し,一億要素のデータを数秒で処理した.
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© 2014 一般社団法人 日本機械学会
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