抄録
気泡流あるいは液滴流を有する産業装置の最適操業のためには、気泡あるいは液滴の動的挙動を詳細にモニタリングし、制御することが必須である。このようなモニタリング方法として様々な方法が考案され、製品化されているものもあるが、径,運動速度,およびホールドアップの同時計測が困難であったり計測コストが高価であったりする問題がある。これらの問題点を解決する安価かつ高精度な混相流計測手法として光ファイバーを利用する方法がある。測定対象の気泡あるいは液滴の運動に与える影響を最小化できるという観点から、センサヘッドが最もコンパクトになる屈折率利用方法による光ファイバーセンサを開発し、可搬性・汎用性に優れたパッケージ製品のレベルまで使い勝手を向上させた。さらに実規模を想定したブロードな径分散を持っ気泡流あるいは液滴流の計測精度を評価した。