主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: IIP2024 情報・知能・精密機器部門講演会講演論文集
開催日: 2024/03/04 - 2024/03/05
切削加工時の工具劣化は切削不良や精度低下の要因となることから自動的に適切な工具交換時期が判断できるシステムはスマートマニュファクチャリングに必須となる.本研究では,様々な条件でエンドミル加工を行ない切削時のアコースティックエミッション(AE)を計測した.そして工具劣化に伴いAEパルス数が増大することを確認した.一方で同条件でも工具劣化時のAEパルス数に差がある場合も見られた.そこで各々の加工状態で得られたAEパルス数の継時変化および予測区間を用いた共通の基準を設けない劣化診断モデルを検討した.