主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 日本機械学会 関西支部第96期定時総会講演会
開催日: 2021/03/17 - 2021/03/18
長周期積層構造を有するMg合金のキンク帯境界は主に転位列から成る.
転位列は正負の回位対とみなせ,回位は転位と比べて広範囲に分布する応力場を形成することから,キンク帯に含まれる回位は孤立転位の運動障壁として働いている可能性がある.
そこで本研究では,Riemann-Cartan多様体を用いた幾何学的弾塑性理論に基づき,回位の転位列によるモデル化と,その応力場の数値解析を行っている.