東京帝國大学:航空研究所
1934 年 37 巻 208 号 p. 497-500
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燃料噴射ポンプの放出弁から出た油が或る長さの導管を經て開口ノッズルに達する様な噴射系統では、噴射圧力が途中で著しく下る事がある。是はノッズルの内側に空気を吸ひ込んでゐるためである。空気を吸ひ込まないやうな構造、例へば燃料ポンプの放出弁を取り去り、その代りにノッズルの極く近くに逆流防止弁を取り付けた様なものでは、途中で著しく圧力が下る様な事はない。
日本機械学会誌
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