M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: GS0808
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GS0808 ねじ山らせんモデルによるねじ部の疲労強度解析(GS08-02 構造部材・強度評価2,GS08 構造部材・強度評価)
渕上 孝福岡 俊道野村 昌孝
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抄録
繰り返し負荷を受けることによって破壊に至る疲労破壊は,通常ボルト締結体の場合ナット座面近傍から発生する.また,ボルトの最大応力はナット座面に最も近いボルト第1ねじ谷底で発生する.疲労破壊が応力の絶対値よりも応力振幅が大きい場合に起こりやすいことから,本研究では,ねじ山形状を完全に再現したらせんモデルを用いて,ねじ谷底に発生する応力振幅を評価することによって,らせん形状に起因するボルト締結体の疲労強度の基本的な力学特性を明らかにすることを目的とする.
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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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