産総研
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
木材の熱膨張係数は大きな異方性を持ち,繊維方向熱膨張係数は半径方向や円周方向の熱膨張係数に比べて一桁小さい。この材料特性を理解するために,年輪内の傾斜構造により隣り合う層の物性値が異なり,自由伸びが拘束されると仮定した。本問題を解くために,IDO法で用いられる格子点を用いた差分法での数値計算的な解析を試みた。通常,一年輪内を早材と晩材の二層材料として取り扱われるスギやヒノキを対象とし,その傾斜性をローレンツ型関数で近似して計算が行われた。
材料力学部門講演会講演論文集
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら