M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: OS1507
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OS1507 レーザピーニング処理によるアルミニウム合金の高サイクル疲労強度信頼性向上(OS15-02 表面処理および加工の影響,OS15 金属材料の超高サイクル疲労と信頼性評価)
鈴木 佑司越智 保雄松村 隆柿内 利文政木 清孝佐野 雄二足立 隆史
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抄録

本研究では,航空機用展伸アルミニウム合金A7050-T7451に対して回転曲げ疲労試験を行ない,その疲労特性改善に対するLP処理の有効性について調査・検討した.その結果,LP処理によって10^7回疲労強度は約50MPa向上した.また,未処理材では疲労寿命に大幅なばらつきが生じたが,LP処理によってばらつきが抑えられた.以上のことからLP処理は本供試材の疲労特性改善手法として有効であることがわかった.

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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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