主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 第11回生産加工・工作機械部門講演会
開催日: 2016/10/22 - 2016/10/23
プラズマ放電改質法は現在新たな表面処理法として注目されている.本研究では,ダイカスト用アルミニウム合金(ADC12),純チタン,チタン合金(Ti-6Al-4V)に本手法を適応し,処理面の特性分析を行った.ADC12は,電極材質を主とする皮膜が,純チタンとTi-6Al-4Vは電極材によらず,基材と加工液の反応によるTiCを主とする皮膜が形成された.このことから,基材によって異なる成膜メカニズムを確認した.また全材質および処理条件で処理面の高硬度化を確認し,本手法の有効性を示した.