主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2019
開催日: 2019/03/12
機械構造物の剛性・減衰を任意に設計することができれば,機械システムの運動制御や振動制御の高度化に資する.本研究では,剛性と減衰を任意に設計可能なパッシブダンパ(Passive Damper with Anisotropic Composite Structure, P-DACS)を内包させた機械構造物を対象として,振動特性を評価した.その結果,ダンパの設計パラメータを変化させることで,ダンパを内包した機械構造物の振動特性を制御できることや,複数の振動モードの減衰性能を同時に向上させることができることを示した.