生産システム部門講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-3108
セッションID: 211
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内示理論に基づくレジリエントな在庫管理法
-離散型ブレ分布とリスク評価指標による多品種少量生産部品の手配業務標準化-
*美馬 愛理上野 信行熊谷 賢治藤田 達也吉岡 靖時辻 清明
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

需要が大きく変動する工作機械部品について、内示理論に基づき、実務データの統計的な特性(離散型ブレ分布)から在庫品切れ率と平均在庫品切れ量の2つのリスク評価指標の算定をおこない、数か月先の在庫レベルの適正さを判断することにより手配量を決める仕組みを開発した。本手法を現場に適用した結果、手配業務の標準化が進み、在庫回転率が改善、レジリエントな在庫管理を実現した。

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© 2021 一般社団法人 日本機械学会
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