主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 生産システム部門研究発表講演会2022
開催日: 2022/03/07 - 2022/03/08
マスカスタマイゼーションを実現するためには,受注状況と製造状況の変化を迅速に生産計画に反映し,柔軟な生産指示を与えることが重要である.また,変動するカスタム製品の受注環境下で安定した利益と生産性を維持するために,市場のニーズに基づく標準製品の見込生産を同時に行い適切な生産管理を行う必要がある.そこで本稿では,製造開始後も到着するカスタム製品に対し,納期と製造進捗状況に基づいた動的な部品割当決定を含む生産スケジューリング手法を提案し,計算機実験によりその有効性を検証する.