主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 第12回最適化シンポジウム2016
開催日: 2016/12/06 - 2016/12/07
三次元的な複雑形状をプレス加工する場合,除荷後のスプリングバックを考慮した形状予測が難しい.所望の形状を得るため,実験的アプローチを用いて金型やワークの形状を調整する場合,破断を考慮に入れつつ最適形状を得るのに数多くの試作が必要となる.そこで,スプリングバックを良く再現できる吉田-上森モデルを用いたプレス加工解析にFLD(Forming Limit Diagram)による破断評価を適用しつつ,メッシュモーフィングによる最適化を行った.この結果,対象となる評価領域を分割しそれぞれで最適化することで加工後形状が良好な精度となる初期開口形状を得た.