主催: 一般社団法人 日本機械学会
会議名: 第12回最適化シンポジウム2016
開催日: 2016/12/06 - 2016/12/07
本手法は従来の最適化手法の基本概念である「最小化」とは異なる「満足化」の概念に基礎を置く手法であり、集合(セット)をベースにして多目的性能を同時実現する多設計変数解範囲を求める手法である。設計の基本構造である目標性能、影響因子(設計変数)および両者の関係のもとで成立する手法であり、機械・構造系のみならず電子、制御等他分野への適用も可能である。本報告では、手法の考え方や実際の手順、および多くの目的と影響因子で構成される設計問題への適用例と結果について述べる。