動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム
Online ISSN : 2424-2950
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P11-02 最新の大容量高効率ガスタービンについて
前川 篤有村 久登伊藤 栄作富田 康意古賀 勉潮崎 成弘
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p. 331-336

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抄録
コンバインドサイクルプラントでは, 主機のガスタービンの高温・高性能化によりプラント総合熱効率が向上する。当社は, タービン入口温度1500℃級のM501G形ガスタービンを開発し, 世界で初めて蒸気冷却を用いた燃焼器を実用化し, 1997年に当社高砂製作所の実証設備に於いて商業運転を開始した。また, 更なり高熱効率を目指して, 燃焼器, タービン1,2段動静翼に蒸気冷却方式を用いた1500℃級M501H形ガスタービンを開発し, 2001年には全負荷運転に成功した。ここではM501G形, M501H形ガスタービンを中心として, 最新の大容量・高効率ガスタービンの技術的特徴と運転状況について紹介する。
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© 2002 一般社団法人 日本機械学会
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