日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第47回日本植物生理学会年会講演要旨集
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ウキクサの時計関連遺伝子の機能解析法の確立と展望
*芹川 雅之三輪 久美子近藤 孝男小山 時隆
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p. 597

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抄録
ウキクサは長日型(Lemna gibba G3)・短日型(L.paucicostata 6746)の光周性を示す2種を同属内にもつ光周性の研究をする上で興味深い植物である。これまでに私たちはシロイヌナズナで光周性に密接に関係している時計関連遺伝子(CCA1/LHY、APRR、GI、ELF3)のホモログをウキクサから単離した。そこでこれらのホモログの機能解析を目指した。私たちはウキクサを用いた発光レポーター系による簡便な遺伝子発現解析法を確立した。パーティクルガンを用いた一過的な遺伝子導入により、シロイヌナズナの時計関連遺伝子CCA1TOC1のプロモーターにルシフェラーゼ遺伝子を繋げたレポーターコンストラクトをウキクサに導入したところ、連続明条件下で継続的なリズムをモニターすることが出来た。さらにウキクサから単離された時計関連遺伝子ホモログの過剰発現コンストラクトやRNAiコンストラクトをレポーターコンストラクトと混合して導入することにより、ホモログの機能解析が出来る系を開発した。これらの系を用いてウキクサの時計関連遺伝子ホモログが概日時計に与える影響を調査するとともに、シロイヌナズナでの機能と比較検討したのでこれを報告する。
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© 2006 日本植物生理学会
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