日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集
第52回日本植物生理学会年会要旨集
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根粒菌および植物病原菌接種に対するミヤコグサのリポ多糖結合性タンパク質遺伝子の発現特性
*高山 仁美村上 英一九町 健一阿部 美紀子武藤 さやか永野 幸生永田 真紀佐藤 修正東 四郎内海 俊樹
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p. 0937

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抄録
根粒菌とマメ科植物の共生成立には、根粒菌のリポ多糖(LPS)が重要な要素であることを示す報告は多い。しかし、植物による細菌のLPS認識機構は未解明である。動物では、リポ多糖結合性タンパク質(LBP)が、細菌由来のLPSと複合体を形成し、自然免疫を活性化する。ミヤコグサゲノム上でLBP遺伝子を探索し、LjLBP1, 2, 3, 4の4種を同定した。本研究では、根粒菌との共生における植物のLBPの機能解明を目指し、LjLBPsの発現を解析した。
NH4Cl 0.5 mMを与えて栽培したミヤコグサを根粒非着生体、根粒菌を接種し栽培したものを根粒着生体とし、葉、茎、根、根粒ごとに解析した。各組織のLjLBPの発現量を根粒非着生体と根粒着生体で比較すると、どのLjLBPも根粒着生体での発現量が低く、特にLjLBP3/4の発現量は著しく低かった。また、ミヤコグサで病徴を示す植物病原菌2種または根粒菌を根に接種し、0h、4h、10h、24h後の発現を解析したところ、LjLBP3/4はいずれの菌接種でも4hで発現量上昇が見られた。LjLBP発現抑制変異体の根粒着生についても報告する。
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© 2011 日本植物生理学会
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