超心理学研究
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バイオフォトン(極微弱生物光)による非接触ヒーリングの研究(研究発表Aセッション,第39回日本超心理学会大会)
小久保 秀之山本 幹男河野 貴美子
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2006 年 11 巻 1-2 号 p. 21-28

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抄録

手かざしや祈りになどの非接触ヒーリングの作用を、極微弱生物光で評価する方法を研究した。超高感度カメラにて植物切片(白いぼきゅうり)の試料対(実験試料と対照試料)を18時間測定し、実験試料から生じる生物光の発光強度を対照試料の発光強度と比較した。測定は、実験試料に全く処理を行わない無処理群、手かざし等を行うヒーリング群、40℃の熱源にさらす熱処理群について行った。結果、無処理群と熱処理群では実験試料と対照試料の発光強度に差は無く、ヒーリング群でのみ実験試料と対照試料の発光強度に有意差が見られた(p = 0.002, 両側, paired t-test)。また、実験試料と対照試料の発光強度の比の対数を指標とすることで、非接触ヒーリング作用の定量評価が可能となった。

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© 2006 日本超心理学会
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