日本印刷学会 研究発表会 要旨集
(社)日本印刷学会 第107回 秋期研究発表会
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印刷法を用いたフレキシブル有機ELディスプレイの開発
小林 義弘森 利隆後藤 真理子中村 全克青木 大吾三宅 徹
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p. 15

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抄録
近年、電子書籍、ペーパーライクディスプレイに代表される薄型、軽量でかつ、割れない、曲げられるディスプレイに対する期待が高まってきている。我々は、水蒸気バリア性および酸素バリア性をそれぞれ有する包装用のバリアフィルムを組み合わせることで、バリア性が高くかつフレキシビリティの高いOLED用の基材フィルムを開発した。一方、グラビア印刷法をOLEDの発光層のパターニングに適用する検討を行い、100μmのラインパターンの形成が可能であることを確認した。また、これらの技術を用いて、フレキシブルエリアカラーOLEDパネルの試作を行い、印刷による大量安価なフレキシブルOLEDの量産化技術の可能性を見出した。
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© 2001 社団法人 日本印刷学会
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