近年、商業印刷物制作において、デジタルカメラが利用されるようになってきた。デジタルカメラで創られるRGB画像と、印刷で使用するCMYK画像とは、対象とするメディアが異なり、その表現方法も異なる。今日までCMYK画像を生成してきた製版用スキャナーの実績のあるアルゴリズムをベースとして、デジタルカメラのRGB画像を印刷表現のCMYK画像へと変換するソフトウェアの設計と開発を行なった。また今後のフルデジタルネットワークコミュニケーションのワークフローとして、ソースRGB、プレプルーフ、ソフトスキャナの提案を行なう。